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執筆者の写真Satomi Uno

2024年はパラダイムを破壊する年 - The Joshbersin Companyのウェビナー受講より

2024年1月24日、年始のウェビナーは情報満載でした。2024 HR Predictions- Imperatives for the Year Ahead -

WHat's coming for the Workforce, Organizations, and HR


4つのテーマ


テーマ1: 労働力不足

テーマ2: 組織変革

テーマ3: AIがすべてを変える

テーマ4: 従業員はもっと多くを求める


-2024 HR Predictions- Imperatives for the Year Ahead -


我々HRにとって、具体的に過去のパラダイムをどのように破壊すべきか、Joshからの提言は以下の通り。


1.産業革命からの脱却

過去の産業革命時代のヒエラルキカルな組織構造から脱却し、よりフラットで柔軟な組織への移行を進めましょう。リーダーシップはトップダウンの指示ではなく、チーム全体のエンパワーメントと自主性を促進する方向で変革する必要があります。


2. 技術と人間性の統合:

AIとその他のデジタル技術を活用しながらも、人間中心のアプローチを忘れてはなりません。テクノロジーはサポートツールであるべきで、従業員のエンゲージメントや満足度を高めるための手段として利用しましょう。


3.新しいリーダーシップモデルの採用:

トランスフォーマティブなリーダーシップが求められる今、過去の管理重視のスタイルから、革新、協調、および柔軟性を重んじるスタイルへと移行しましょう。リーダーは変化を推進するカタリストとして、また、チームの意見を聴き入れるメンターとしての役割が求められます。


4.持続可能な成長への焦点:

労働力不足という現代の課題を背景に、従業員のスキルアップとキャリアの発展を支援することで、持続可能な成長を実現しましょう。企業文化や働き方の再定義を通じて、新しい労働環境を形成することが重要です。


5.従業員の声の重視:

パンデミックからの学びとして、従業員の声を企業運営に反映させることの重要性が再認識されました。従業員が直面する現実とニーズに耳を傾け、それを組織の方針や戦略に活かしましょう。


Joshからのメッセージは、HRが過去の制約から解放され、より柔軟で応答性の高い組織文化を構築するための指針となるはずです。

変化し続ける労働市場に適応し続けることで、企業は競争力を保ち、従業員からの信頼を勝ち取ることができる、と。



DEIについて


最後に、

日本でもずっとテーマの1つになっているDEIについて以下のように語っていました。


DEIへの取り組みは、企業文化と組織の成果に直接的な影響を与える重要な要素です。

過去の組織運営モデルでは多様性の価値が十分に認識されていないことが多かったですが、現代においてはその重要性が高まっています。

特に、グローバル化が進む中で、異なる背景を持つ従業員が協力し合い、互いの違いを尊重する文化を築くことが求められています。


データと研究によれば、DEIが組み込まれた職場は、従業員の満足度が高く、創造性やイノベーションの面で優れた成果を上げることが示されています。

しかし、DEIの推進は単なる一時的な取り組みではなく、組織全体で持続的に努力を続ける必要があります。


このためには、リーダーシップのレベルからDEIを重視し、実践的な政策とプログラムを実施していくことが重要です。

リーダーたちはDEIの価値を理解し、積極的に推進することで、全従業員がその恩恵を受けられる環境を作る責任があります。






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